劇団はぐるま座
第三回小野田地域交流センターまつり
『竜王伝説』に賛助出演
2025.2
山陽小野田市の小野田地域交流センター(山陽小野田市民館)で2月16日(日)、「第三回小野田地域交流センターまつり」(主催・小野田地区運営協議会、小野田地域交流センター)が開催され、大勢の来場者で賑わった。会場には、地域の人々による喫茶コーナーや女性会による豚汁、子ども部会によるゲームコーナーやバザー、中学生の手作り小物の販売、また小野田工業高校の生徒によるもぐらたたきやユーフォ―キャッチャーなどが設置され、文化ホールでは、小野田中学校の生徒が司会を務め、合唱、ダンス、フラダンス、リコーダーアンサンサンブルなどの発表がおこなわれ、プログラムの最後には、小野田小学校と龍王伝説保存会による「龍王伝説」が披露され、観客を魅了した。「龍王伝説」には劇団員も急遽応援を依頼され、友情出演した。
「龍王伝説」は、旧小野田市の竜王山にまつわる龍の伝説を起源として、そのシンボル的な存在であった「龍」をテーマに地域の活力を象徴する新たな物語として、「山口きらら博」(2001年)のステージ発表「山陽小野田の日」に合わせて創作された舞踊をメインとした舞台。太鼓の生演奏のなか、二体の龍とコロス(群集)、終盤には蛇踊りも交えて地域のエネルギーと希望を象徴するユニークなストーリー。
※詳しくはこちら山陽小野田市にまつわる『竜王伝説』を題材にした創作舞台
全5章で構成される本作は、地球誕生後の『原始』に始まる。そこでは人々の「怒り」「惑い」「悲しみ」がコロス(群衆)によって表現され、喜びや楽しさのない世界が広がる。そうした『混沌』とした世界に「赤龍」「青龍」の踊り手が登場し、エネルギーのぶつかり合いの中で喜びや希望を与えていく。片目しか持たない二つの龍が一対となって大きなエネルギーが生まれ、人々は『葛藤』を経て、やがて『調和』から『共生』へと進んでいく。
物語終盤の『共生』では、「赤龍」と「青龍」を象徴した「龍舞(りゅうまい)隊」(小野田小学校六年生が務める)が登場し、二体の龍が舞台いっぱいに勇壮に跳ね回り、紗幕によって隠れていた「太鼓隊」(竜王太鼓保存会)による迫力の演奏が現れる演出となっている。
そして龍舞隊が客席を練り歩き、「赤龍」「青龍」にコロスが加わり、太鼓隊も舞台前方に登場し、エネルギーの強さと融合を描き出していった。
幕が下り始めると、客席からは大きな拍手が送られた。そして、この日のために練習を重ねてきた小野田小学校の児童たちは、晴れやかな表情で父母から労いの言葉を受けていた。
急遽応援を依頼された劇団員は、「怒り」「悲しみ」「惑い」のコロス役で三名が出演し、リハーサルを経て舞台に臨んだ。
終演後、主催者からは、「コロナ禍でずっと短縮版しかできていなかったが、三年ぶりにフルバージョンで上演することができてとても嬉しかった」「この龍王伝説をもっと広げていきたい」「劇団の人たちが出演してくれて、舞台が引き立った」などと語られた。
終演後に全出演者で記念撮影
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