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復活!住吉まつりに出演しました。

5月26日 山陽小野田市

 

 5月26日(日)山陽小野田市の住吉神社で、「~時代を超えてつながる日~第八回 復活!住吉まつり」(主催・住吉まつり復活委員会)が開催され、龍舞、小野田偉人行列、演劇、小野田音頭、よさこい演舞、太鼓演奏などの出し物、その他多彩なステージイベントの中で『動けば雷電の如く』住吉まつり特別バージョンの寸劇を披露してきました。

 

 「復活!住吉まつりは」、かつて、旧・小野田セメント(現・太平洋セメント)が中心となって、創業者である笠井順八の顕彰のための催事として盛大におこなわれていた「住吉まつり」が時代の変遷とともに途絶えるなか、「家族の結びつきが薄れ、地域コミュニティが崩れつつある現在、地域の活性化と次世代の人達がよりよき郷土意識を育むことが求められるなか、小野田の発展につくした小野田セメント創業者で、小野田市名誉市民第一号である笠井順八翁の功績を称え、町を元気にさせ、地域の絆を深めるために、この祭りを復活させよう。そして、市の発展に寄与するとともに郷土の誇れる伝統文化行事として末永く継承しよう」と、住吉まつり復活委員会が八年前に始めた行事。毎年、前夜祭から始まり大勢の市民でにぎわう一大イベントとなっています。

 

 昨年三月におこなわれた、明治維新一五〇周年記念『動けば雷電の如く』山陽小野田公演(主催・同実行委員会)の取り組みのなかで、笠井順八翁が明治維新のとき、高杉晋作が倒幕戦に備えてイギリスから購入した大量の銃の資金調達に深く関わっていたことが明らかとなり、当日の舞台にも盛り込まれ大きな反響を呼びました。

 この公演の反響から「笠井順八翁の没後百周年記念の今年、この笠井順八翁の偉業を子どもたちに分かりやすく伝えたい、ぜひはぐるま座に演じて欲しい」との依頼があり、復活実行委員と話し合いを重ね、高杉晋作と笠井順八を中心に展開する『動けば雷電の如く』住吉まつり特別バージョンの脚本を作製、上演する運びとなった。

 また、笠井順八翁の玄孫にあたる松野芳子さん(アナウンサー・ナレーター)が舞台冒頭のナレーションを務めることになり、コラボレーションが実現しました。

 当日は、快晴の汗ばむ陽気のなか、まつりに訪れた人人が、野外のメインステージで舞台を鑑賞。実行委員の皆さんをはじめ、多くの市民から歓迎されました。

 なお、前日に催された前夜祭では、『動けば雷電の如く』山陽小野田公演実行委員長である瀬口孝典氏が館長を務める「龍遊館」(旧・小野田セメント重役社宅を保存し市民に開放している施設)で、劇団はぐるま座による笠井順八翁の紙芝居上演が二回おこなわれ、多くの家族連れで会場は満杯となりました。

 

 

劇団はぐるま座

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